散らばりがちな配線をひとつにまとめ、きれいに整えることが出来るアイテムが配線ダクトです。現在、配線ダクトはかなりの種類が販売されています。そんな中から何を基準に選択すれば良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。シンプルに取り付け方で選択する方法もあります。
まず、一般家庭で最も使用されているタイプが「吊り下げ型」の配線ダクトです。工事の必要がなく、自分で取り付けられるという点は最大のメリットと言えます。現在流行の多灯照明の空間作りにも最適で、天井に穴を開ける必要がないことから選択する方も多く存在します。こうした点は、賃貸住宅にお住まいの方にも向いていると言えるでしょう。
「吊り下げ型」では不安、多少の工事があってもしっかりと取付けをしたいというのであれば、「直付け型」がおすすめです。工事が必要といっても大きなものではなく、天井に穴を開けるという簡単なものとなります。賃貸の場合は相談が必要となりますが、配線ダクトをしっかりと取り入れたお部屋作りが可能です。さらに違和感なく配線ダクトを取り入れたいと考えるのなら、「埋込型」がおすすめと言えます。
天井にそのまま埋め込むので、お部屋の空間の広さを損なうことがありません。しかしこれには大規模な工事が必要です。この方法は主に美容院などのお店で選択されるものですから、一般家庭向けとは言えません。さらに実際に選択する前に、ダクトの幅と天井までの高さは確認しておきましょう。