高性能な散気管をご紹介
2021年3月18日

燃焼式排ガス処理装置(スクラバー)の仕組みとは

一般的に工場や研究施設などでは汚染物質を含む排気ガスを浄化する目的で、乾式または湿式スクラバーを備えています。これは、排気ガスをフィルターや水などに通過させることで有害物質を除去するという働きがあります。乾式・湿式スクラバーで回収された汚染物質は、処理をする必要があります。排気ガスに可燃性や毒性の強いガスが含まれる場合は、回収された汚染物質が有毒であったり爆発性などを有するので危険です。

このような場合は、汚染物質を燃焼して分解させた後に回収させる燃焼式スクラバーが使用されます。燃焼式スクラバーの仕組みですが、内部は焼却炉になっていて燃焼用(都市ガスなど)と助燃性(空気など)のガスが供給されます。燃焼している焼却炉の中を排気ガスが通過すると、毒ガスや可燃性の気体などが酸化・分解される仕組みです。燃焼処理により分解して爆発性や毒性が低くなったガスは、別の方法で回収します。

ただし燃焼処理をした後も有害なガスが発生する恐れがあるので、湿式または乾式の洗浄塔や集塵機などを用いて排気ガスや微粒子などを回収・処理する方法が一般的です。燃焼式スクラバーは、アンモニア・一酸化炭素・フッ素化合物・シランガスなどの毒性の強いガスが含まれる排気ガスを処理する目的で用いられています。装置を稼働させるためには燃焼用のガスを消費するというデメリットがありますが、毒性の強い危険な汚染物質を直接回収する必要がないという利点があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です