高性能な散気管をご紹介
2021年3月12日

湿式排気ガス処理装置(スクラバー)の種類と仕組み

酸性またはアルカリ性の汚染物質が含まれた排気ガスを処理するために、湿式スクラバー(洗浄塔)が用いられます。これは、化学工場や研究施設などで発生する汚染されたガスを浄化する目的で多く用いられている装置のひとつです。湿式スクラバーの仕組みは物理吸収と化学吸収方式の2種類があり、処理をする汚染物質ごとに選択されます。物理吸収方式は、排気ガスと水を接触させることで汚染物質を見ずに吸着させて取り除く方法です。

化学吸収方式は、水酸化ナトリウムなどの中和剤を溶かした水を排気ガスと接触させることで化学的に中和反応を起こさせて汚染物質を処理します。酸性の強い汚染物質を含む排気ガスを処理する場合は、化学吸収方式が用いられます。湿式スクラバーの洗浄塔の構造は、充填塔式と無充填塔式の2種類に分けられます。充填式は洗浄塔の内部に水を吸収する充填剤を敷き詰めておき、上からシャワーで水をかけながら排気ガスを通過させて汚染物質を除去します。

水は洗浄塔の下部に溜まるので、ポンプで再び組み上げてシャワーで散布されます。無充填塔式は洗浄用の水を貯めた容器内に汚染ガスの気泡を通過させ、気体と液体を直接接触させて汚染物質を水に取り込みます。洗浄効率を上げるためにはガスと水が接触する面積を増やす必要がありますが、微小な気泡を作り出すことで体積に対して表面積が大きくすることができます。無充填塔式の湿式スクラバーは、微小な気泡を作り出すために散気管が使用されています。

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