高性能な散気管をご紹介
2021年1月12日

スクラバーの必要性と種類について

排ガス洗浄装置「スクラバー」は、工場などで発生した排ガスや有毒ガスなどを、さまざまな処理を施して大気に放出できるようにする設備です。排ガスをそのまま排出することは大気汚染に繋がり近隣住民へも大変迷惑になることに加え、工場で働く従業員に対しても職場環境の悪化により健康被害が発生する可能性があります。そのため、スクラバーによる適切な排ガス処理は工場運営には欠かせないものになっています。スクラバーには、大きく分けて湿式と乾式の2種類があります。

湿式は内部に何層かに敷き詰められた充てん材に水を吹き付けた構造で、これに換気ファンで排ガスを通すことで汚染物質を除去します。樹脂製や塩ビ製の充てん材を用いるのが一般的で、水を張ることで目詰まりを防ぐ仕組みとなっています。乾式では高い吸着性のある活性炭やフィルターに排ガスを通す構造で、吸着剤に汚染物質を吸着させて処理します。水に溶けにくい種類のガスや臭いの強いガスに有効で、処理したいガスに合わせて吸着剤を選べる反面、フィルターが目詰まりため定期的に交換する必要があります。

他にも燃焼式や水銀除去式などのスクラバーもありますが、一般的な工場や大規模プラントなどにおける排ガス処理に最も多く使用されているのは、この湿式および乾式のスクラバーです。湿式排ガス処理装置は主に酸性またはアルカリ性ガスの除去に、乾式排ガス処理装置は主に溶媒ガスの除去に使用されています。

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